― 気を遣いすぎる私が「自分を守る関わり方」を学んだ話 ―
はじめに
人との付き合いで疲れてしまうこと、ありませんか。
家に帰ってから「余計なことを話しすぎたな」と落ち込んでしまったり、後になって「あの発言って嫌味だったのかも」と気づいてモヤモヤしたり。
関わる人が多ければ多いほど、嬉しいこともある一方で、心がざわつく場面も増えていきます。
私自身、人付き合いで気を遣いすぎて疲れてしまうタイプです。
この記事では、そんな私の実体験をもとに、人付き合いで疲れやすい人が、自分をそっと守るための考え方や対策についてお話ししたいと思います。
気を遣いすぎていた過去の私
自分で言うのも少し恥ずかしいのですが、私は昔から「後輩肌」だと言われることが多くありました。
そのせいか、いざ自分が先輩の立場になると、後輩との距離の取り方が分からなくなってしまったのです。
「嫌な先輩だと思われたくない」
「自分がされて嫌だったことは、絶対にしたくない」
そんな気持ちが強すぎて、後輩に直接声をかけてフォローするよりも、
その子が見ていないところで仕事を進めてしまうことが増えていました。
結果として、数年一緒に働いていたにもかかわらず、
その後輩がどんなことが好きで、どんな考えを持っているのか、ほとんど知らないまま時間が過ぎていったのです。
打ち解けたのは、別れ際だった
私の異動が決まり、ある日たまたまその後輩と二人で残業をすることがありました。
「最後だから」と思った私は、つい気が緩んで、いつもよりたくさん話してしまいました。
その流れで、初めて二人で飲みに行くことになったのです。
正直なところ、少し緊張していました。
でも、話してみると驚くほど感覚が近く、とても話しやすい相手でした。
「今まで、なんだったんだろう」
そう思うほど、自然に打ち解けることができたのです。
同時に、「きっと後輩は、もっと早くこういう関係になりたかったんだろうな」と感じ、申し訳ない気持ちにもなりました。
気を遣いすぎることが、距離を遠ざけていた
振り返ってみると、私は相手の感情を気にしすぎていました。
嫌われないように、傷つけないようにと意識するあまり、
かえって心の距離を作ってしまっていたのかもしれません。
人間同士なので、一緒にいれば多少の違和感やすれ違いはあります。
でも、良い意味で相手の感情を気にしすぎないことも、関係を築くうえでは大切なのだと、この経験から学びました。
敏感に感じ取れる人ほど、すべてを受け止めてしまいがちです。
だからこそ、あえて少し鈍感になる勇気も必要なのだと思います。
人付き合いで疲れやすい人へ伝えたいこと
人付き合いが疲れてしまう人は、とても優しい人が多いです。
相手の立場を考えすぎて、自分の気持ちを後回しにしてしまう。
でも、優しさは自分をすり減らすことで成り立つものではありません。
・全部を察しなくていい
・全部に応えなくていい
・完璧な人間関係を目指さなくていい
少しだけ肩の力を抜いて、「おとぼけキャラ」になってみるのも一つの方法です。
完璧じゃない姿を見せたほうが、案外距離が縮まることもあります。
おわりに
人付き合いに正解はありません。
でも、自分を守る選択をしていいのだと思います。
もし今、人との関わりで疲れているなら、
「私が悪いのかな」と責める前に、
「少し頑張りすぎているのかもしれない」と考えてみてください。
あなたの優しさは、ちゃんと誰かに届いています。
だからこそ、その優しさを向ける相手に、自分自身も含めてあげてくださいね。
人との関わり方に悩んだとき、
自分を責めてしまうことがありました。
そんな経験から、
「頑張りすぎる人が、少しだけ楽になる考え方」について
別の記事でも書いています。
もし今、同じように疲れている方がいたら、
よかったらこちらも読んでみてください。