
- 20代、私の肝臓は「おじさん」でした。
- 1. 【飲み会】週4回から「最大週2回」へ。自分を守るための境界線
- 2. 【お菓子】「付き合い」で食べるのをやめ、体のSOSに耳を澄ます
- 3. 【新習慣】無理なく「自分を整える」2つの工夫
- 体と心のサインは、自分を大切にするためのメッセージ。
20代、私の肝臓は「おじさん」でした。
新卒で入社した会社は、とにかく飲み会が日常茶飯事。
「会社員って、こういうものだよね」と思い込み、酷い時には週に4回も居酒屋の暖簾をくぐっていました。
あまりのハイペースに、会社のおじさん社員から
「女の子がそんなに飲みに行っちゃダメだよ(笑)」と、逆にお説教をされるほど。
当時の私が、なぜそこまでして飲み歩いていたのか。
それは、とにかく「激務」だったからです。少数精鋭の職場はいつも忙しく、残業は当たり前。
そんなハードな日々を支えてくれたのは、デスクを囲んで同僚とあーだこーだ言いながら食べる、山盛りのお菓子でした。
あのワイワイした時間は確かに楽しかった。
けれど、ふと気づいた時には、代償として恐ろしい現実が待っていました。
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体重は、入社時からプラス8kg。
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健康診断の肝臓の数値は、まさかの「おじさんレベル」。
まさに、若さに甘えて「将来の自分」を完全に後回しにしていたのです。
学生時代より自由に使えるお金が増え、リフレッシュと称しては休日に旅行を詰め込み、体は悲鳴を上げているのに心だけで走り続けていた日々。
今回は、そんな「激務の反動を飲み会とお菓子で解消していた」私の失敗談と、そこから見つけた、30代を健やかに過ごすための新習慣をお伝えします。
1. 【飲み会】週4回から「最大週2回」へ。自分を守るための境界線
仕事終わりのビールが体に染み渡る、あの感覚。
必死に働いたあとの一杯は格別で、当時の私に「飲み会をゼロにする」という選択肢はありませんでした。
けれど、無理がたたって体調を崩し、休日になった途端に突然熱を出すことが増えていきました。
平日は気が張り詰めているから保っているけれど、休みに入った瞬間に糸が切れてしまう。
「このままでは、大好きな休日すら楽しめない」と危機感を持った私が決めた落とし所が、「飲み会は最大で週2回まで」というルールでした。
お酒好きとして知られていた私が断るようになると、不審に思われることもありました。
そんな時、私が自分を守るために使ったのはこんな方法です。
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「今月ピンチで、お金がないんです〜!」と明るく断る
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「愛想が悪いと思われてもいい」と割り切る
本当に行きたくない飲み会に時間とお金を使うのは、自分への「おもてなし」ではありません。
一度「断る自分」を許してあげると、驚くほど心が軽くなっていきました。
2. 【お菓子】「付き合い」で食べるのをやめ、体のSOSに耳を澄ます
残業中の「お菓子タイム」を卒業するきっかけは、仲の良かった同僚の異動と、健康に詳しい友人との出会いでした。友人から砂糖が体に与える影響を教わり、自分の体と向き合ってみると、ある異変に気づきました。
当時、私は仕事中に突然「動悸」がしたり、常に体が重だるかったりしていたのです。
「これはストレスのせい? 本当になんとかしないとマズイ……」と、心の中で焦りを感じていました。
そこで改めて自分を観察してみると、驚くべきことに気づきました。
「私、集中しているときは、実はお腹なんて空いていないんだ」
以前は、誰かが袋を開ければ反射的に手を伸ばしていましたが、それは空腹ではなく「張り詰めた空気を紛らわせるための付き合い」だったのです。
そこに気づいてからは、自分からパクパク食べるのをやめました。
「頂いたものを一口楽しむのはOK」というゆるいルールにしたことで、ストレスなくお菓子依存から抜け出し、結果として動悸や不安感も和らいでいきました。
3. 【新習慣】無理なく「自分を整える」2つの工夫
手放すだけでなく、今の私が「こっそり」続けている2つの習慣があります。
① 会社での「1リットル給水ミッション」
SNSでよく見る「1日2リットルの水」という目標。高い壁に見えますが、私は会社の給茶機のコップ1杯の量を計算し、「会社にいる間に1リットル飲む」という小分けのゴールを作りました。
自宅での水分補給と合わせれば、無理なく2リットルを達成できます。
② 1.5時間の通勤時間を「自分専用ジム」に
片道1時間半の通勤。
以前は貧血気味で座り込んでいた私ですが、健康意識を高めてからは「電車では絶対に座らない」と心に決め、腹筋に力を入れ、なるべく吊り革を持たずに自立するトレーニングを始めました。
これを続けた結果、うれしいことに少しずつウエストが細くなってきました。
体と心のサインは、自分を大切にするためのメッセージ。
20代の頃、肝臓の数値に怯え、動悸に焦っていた私。
あの頃の自分に言ってあげたいのは、「全部一気に変えなくていいんだよ」ということです。
週に数回の飲み会を調整し、無意識のお菓子をやめ、会社で水を飲み、電車で少しだけ背筋を伸ばす。
そんな小さな「ごきげん」の積み重ねが、今の私を支えてくれています。
30代。体も心も変化の時期だからこそ、自分だけの「心地よいバランス」を探していきたい。
今日から始める小さな一歩が、きっと10年後のあなたを笑顔にしてくれるはずです。